クレプトマニア(万引きが止まらない病気)とは?
≪万引きで困っている方へ≫
お金を持っているのに万引きしてしまう、お金を払って買い物しようと思って店に入ってもいつの間にか万引きしてしまっている、何度警察に捕まっても万引きが止まらない・・・こんな行動の原因はクレプトマニア(窃盗症)かもしれません。
窃盗症は200年前から報告されていた疾患です。
クレプトマニアには診断基準があるのですが、窃盗症の実態を知らなければ多くの誤解や曲解を生んでしまうような、不備の多いものです。
クレプトマニアによる万引きは次のような行動様式が特徴です。
店に入って商品を見ているうちに、「今度捕まったら刑務所行きだ」とか「家族が悲しむ」とか仕事を失う」とかの現実的で理性的な考えが消え去り、商品と自分のみの世界に入ってしまいます(当事者の方たちは「スイッチが入る」と表現されることが多いです)。物を盗る衝動がその人を支配します。“捕まらないように”というのもこの行動様式の重要な要素のひとつですので、盗ったものを隠す等の工夫はしますが、次第に警戒心がマヒして無防備になることが多いです。万引きして捕まらずに店を出ても診断基準にあるような満足感や達成感はほとんど感じなくなり、「またやってしまった」という後悔が強くなります。
- 再犯を予防する最大の方法は診断と治療です。
クレプトマニアは依存症の一種ですので、きちんと診断して、行動を修正するための行動を続けることで回復が可能です。
万引きを繰り返してしまう人たちの大半がまだこのことを知らずに、知らされずに行動を修正できずにいるのが現実です。「なぜ自分が懲りずに万引きを繰り返してしまうのかわからない」「自分は人間ではないのではないか」「こんな自分がおそろしい」「コントロールできない自分がいつ出現するのか考えると怖くて外に出られない」と自分を責め、自殺を考える人も少なくありません。
万引きのことで悩んでいる方はぜひご相談ください。
もし、これに当てはまるかな?と思ったら、まずはご相談ください。
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TEL:080-3994-4173(香川ダルク 代表 村上)
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