ゲーム・インターネット依存とは?

≪ゲーム・インターネットで困っている方へ≫

ゲームやインターネットをやり始めるとなかなか終われず、昼夜逆転、食事が不規則になる、引きこもり、遅刻・欠席・欠勤、成績の低下、課金による浪費・借金、家庭内窃盗、暴力、退学・退職など、様々な問題を抱えてしまうことがあります。

ゲーム障害は、2018年にWHOが病気として認定しました。その特徴として次のように説明しています。

①ゲームをすることに対するコントロールの障害

②ゲームに没頭することへの優先順位が高まり、他の生活上の利益や日常の活動よりもゲームをすることが優先される

③否定的な結果が生じているにもかかわらず、ゲームの使用が持続、またはエスカレートする。

ゲーム障害は他の依存症同様、脳に機能変化を引き起こしますが、10代の場合はこの年代の脳の特徴を無視しては対処できません。人間の脳は15歳でそれぞれ単独の機能は完成しますが、その後ネットワークを複雑に形成していく脳の成熟という重要な過程があります。脳の成熟は後頭葉から前頭葉に向かって進んでいき、前頭葉が成熟するのは28歳ころまでかかるとされています。10代の脳は抑制系よりも興奮系優位で、刺激に容易に反応し、シナプスを急増させるようにプログラムされています。衝動にブレーキがかかりにくく、先のことを見通すことが苦手です。ある意味、大人の依存症に近い状態が10代の脳だと言えます。さらに10代はホルモン分泌の劇的変動期で、性的な目覚め、自己の確立に向けた自我の目覚め、既成の価値観や大人の権威に対する反発、関係性に対する過敏な反応など、人生で最も激動の時期になります。これまでの親子関係が大きく変化する時期であると同時に、進学や就職等人生上重要な進路問題にも直面します。10代特有の状況を押さえたうえで、ゲーム障害の問題を考える必要があります。

成人の場合、課金のために借金を含む経済問題や失職など深刻な問題を引き起こしているケースが多く、10代とは違った対応が必要になることがあります。

 

 

 

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